pretendからhonestへ ~U美~
U美からの電話。
それは
オレを驚かすには十分すぎる、
そんな内容であった。
「はいはーい」
「どーもこんばんわ」
「うーっす!ちょうどオレも今電話しようと思ってたところだよ」
「あ、そーだったんだ~」
「ほら、明日のコト、まだきめてなかったじゃない?」
「うん」
「でさぁ~」
「実はね、そのことなんだけど、」
「うん?どーしたん?」
「ちょっと言わなきゃいけないことがあるんだ」
「・・・お、おぅ?」
(ただならぬU美の口調に、さすがのオレも何かを勘づく)
「実はね・・・
明日のことなんだけどね・・・」
「うんうん?」
「お台場、たぶんいつもみたいにいろいろ予約してくれたり、いろいろしてくれてるんじゃないかなーっておもってさ」
「ま、まぁね。 ぼちぼちだけどなー」
「で、さぁ」
「うん?」
(何かを決心したかのようなU美。次に出てくる言葉に胸が高鳴り、唾を飲みこむオレ。)
「せっかくまたいろいろ考えてくれたり、お店予約してくれたりしてもらって・・・
そんな状況で言うのは本当に申し訳なさ過ぎるからだから今日、この電話で伝えようと思って。。」
!!!
(いくら鈍いオレでも、次に出てくる言葉は火を見るより明らかだった。)
「あ、あぁ・・・・
そ、そっか。
そういうことか。
ははは」
(すべてを悟ったオレの頭に覆いかぶさったのは、辺りを薄暗くする暗雲ではなく、終わりを告げる暗幕であったのだ。)
(しかし、U美の話はまだ終わっていなかった!!)
「あのね、誤解して欲しくないんだけど、
Noって訳じゃないんだ。」
「??」(一瞬何がなんだか分からなくなるオレ)
「あれから、Pretendクンに告白して貰ってから、ワタシ、本当に色々考えたの。
とってもとっても誠意っていうか、その真面目なところが伝わってきたからワタシもちゃんと考えないといけないんだなって。。
今まで、こんなことなかったから・・・」
(軽く相づちを打つことしかできないオレ・・・
U美はさらに話を続ける)
「Pretendクンがワタシのどこを好きになってくれたんだろう?って考えてたんだけど・・・」
「ほら、いままで3回しか会ってないじゃない?」
「あー、そうだねぇ 2人で会ったのは3回だねぇ」
「これまで・・・
実は、
ワタシ・・・
全然自分を出せてなかったの。。」
「へ?」
「ほら、いっつも連れて行ってくれたお店とか大人なお店ばっかだったでしょ?もちろんそれはとっても嬉しかったけど、緊張というかなんというか、全然ワタシ自身を出せてなかったのね、今まで。
だから、
そんなワタシを好きになってもらっても自分ではどうすればいいか分かんなくて・・・」
「。。。
あー、
なるほど!!
そういうことか。
確かにそれは分かる気がするよっ」
(それは、回転しない頭でオレから出た言葉であった。)
「そう言われてみればオレだって、普段いつも行くような場所じゃないところばっか行ってたしさ・・・
まっいいところ見せたかったって言うのもあるんだけど、確かにいつもの自分じゃなかったかもなぁ、オレも」
「えー、そうだったのぉ?」
(それまでとは明らかに流れてる空気が変わった!
深く落ちていた夜の闇に一筋の光が見えた、
そんな感じであった。)
「ちょっと考えたんだけど・・・
ほら前に行ったかもしれないけど、ワタシには毎週一緒に遊んじゃう幼なじみの友達がいるって。
ほとんど毎週一緒にいたりするぐらいだから、ワタシたち2人とも暇なんだけど、
じゃぁさ今度お互いの友達を連れてきて会おうよ!!」
「あー、なるほどね。
そしたらお互いの素の自分も出せるしってことかー
いいじゃん、賛成っっ」
「実はさ、オレにもU美ちゃんに会わせたい友達が沢山いるからさー。バスケの仲間もそうだし、会社の同期の仲のいいヤツもそうだし、地元の幼なじみだっているし。」
「じゃぁそうしようよ!」
「うんうん!そーだね。
オレ達もしかしたら、2人とも素の自分を出してなかったってことだな。
だから、お互いでふりをしてたんだ(笑)」
「まだまだ話してないこともあるし、もっともっとお互いを知っていくっての、オレ達にはたらなかったんかもな~」
今思うと、後半のオレの言っていることは100%本心じゃなかったような気もする。
あまりにもショックが大きくて、でも急展開もあって、混乱していただけなのかもしれない。
ただこれだけは言える。
いままでふりをしてきたPretendなオレ達が、自分の気持ちに素直になった状態で相手と接するようなhonestになるようにしよう、って思ったこと、このことに嘘偽りはない。
図らずもU美の望んでいたことは、オレの心の奥でも望んでいたことでもあったのだ。
それまでのオレは、彼女が欲しいとか、女のコにやさしくしていたいとか、モテたい、とかそういう気持ちばかりが前にきていて、結局素の自分を相手にぶつけることなどなかった。
心の奥で望んでいても、自分の欲望や格好つけにその本当の心が押しつぶされていたのだ。
この夜の電話は長かった。
携帯の充電がきれるまで、2時間ぐらいは話していただろうか?
いままで3回もあっても話せなかったようなことを色々と話した。
顔の見えない、空飛ぶ電波を通しての、声だけのやりとりではあったが、今まで超えられなかった壁を越えて、ふたりの距離が縮まったんじゃないのか。
そんな気分でオレは家路についた。
お台場のことなどオレの頭からはすっかり消えてなくなっていた。
【業務報告】
11/21 改行コードでとっても読みにくかったこと、お詫び致します
携帯からのUPに失敗すること、あったんですね・・・
1通のメール 1本の電話 ~U美~
突然鳴り響くメールの着信音。
オレは慌てて飛び起き、携帯を開く。
そこにはU美からのメールがあった。
キターーーー!
ハートマーク、キタ━━━━━━!!!!
な、な、なんと!
そこには絵文字のハートマークが踊っていたのだ!
今まで数十通のメールをやりとりしてきたが、U美からの初めてのハートマーク(2つが斜めに踊ってるヤツ)が来たのだ。
オレの顔が一瞬にして高揚する。
酔いなど吹っ飛んだ。
タイトル:無題
本文:
今日は本当にありがとう(ハート)
とっても感激しましたっ!!
特に2件目が凄すぎて、もうなんて言っていいか分からないや。
ホントPretendクンの誠意が沢山沢山伝わってきて・・・
(略)
オヤスミなさーいzzz
さっきまでプラスとマイナスを行ったり来たりしていたオレの頭の中は、あっという間に薔薇色に染まり、顔はほころび、その場で飛び上がりたい気分だった!
今なら空を飛べるかも
そう思わせるほど。
もう告白の答えを貰ったようなもんだ!という勢いで、緩みきった頬のまま、就寝。
今までの寝不足分を取り返すかのごとく、ぐっすり眠れた。
そんな金曜の夜であった。
そして日も変わり・・・
気づくとオレはまた悩める子羊に逆戻りしていた。
何を悩んでいたかというと、
この待ち期間の間、今まで通りメールのやりとりをしていいものかどうかということである。
【U美がちゃんと時間をかけて考えているんだから、それを邪魔しちゃダメだ。静かに待ってよう。】
と言う気持ちと、
【今まで通りの方が自然じゃないか。逆にメールが来なくなると、変な誤解を与える可能性もあるし、それは望ましいコトじゃない。】
そんなふたつの中でオレのココロは揺れ動いていた。
まぁ結局、2日に1回雑談メールをしたのであるが、ちゃんと返事も来たし(来るか来ないかドッキドキでしたが!!)これはこれで正解だったはず。
そんなこんなで1日1日が過ぎていく。
毎晩考えることは例のプラス・マイナスのコトで、<事実>にメールにハートマークが入ったってことが追加されたぐらい。
まぁたぶん大丈夫だろうなーんて思えるけど、安心は出来るはずもなく、結局あらぬ事を考えたり、下見のノートをみながら当日のスケジュールを思い出したり・・・
いわずもがな、夜酒の量も増えていっていた。
前々日。
つまり木曜日に、待ち合わせの場所を決めるメールをした。
少々方向音痴なU美であったので、なるべくわかりやすいところを3箇所選び、
「どこなら大丈夫そう?」みたいな感じで。
オレの仕事は相変わらずの激務。
でも土曜日仕事だけは絶対に阻止すべく、日中はそっちに全力を注いだ。
そして金曜日。
実はこの日は会社を辞めるという同期の送別会があったため、オレは翌日のことを片時も忘れず焼酎を飲んでいた。
こっそりと仲のいいヤツには
「明日、結果が出るんだ~」
なんて話をしながら・・・
そして遅めの2次会には行かず、オレはまっすぐ帰路についた。
一週間前の金曜と同じように、夜風が気持ちいい、そんな夜であった。
明日の待ち合わせの場所のことでU美に電話しようと、携帯を開いたその瞬間、俺の手が震える!
着信 U美
090xxxxxxxx
この1本の電話。
それは、
待ち合わせの場所や時間の最終連絡ではなく、
違う意味での最終連絡になるかもしれないなどと、この時誰が予想しただろうか。
オレは慌てて飛び起き、携帯を開く。
そこにはU美からのメールがあった。
キターーーー!
ハートマーク、キタ━━━━━━!!!!
な、な、なんと!
そこには絵文字のハートマークが踊っていたのだ!
今まで数十通のメールをやりとりしてきたが、U美からの初めてのハートマーク(2つが斜めに踊ってるヤツ)が来たのだ。
オレの顔が一瞬にして高揚する。
酔いなど吹っ飛んだ。
タイトル:無題
本文:
今日は本当にありがとう(ハート)
とっても感激しましたっ!!
特に2件目が凄すぎて、もうなんて言っていいか分からないや。
ホントPretendクンの誠意が沢山沢山伝わってきて・・・
(略)
オヤスミなさーいzzz
さっきまでプラスとマイナスを行ったり来たりしていたオレの頭の中は、あっという間に薔薇色に染まり、顔はほころび、その場で飛び上がりたい気分だった!
今なら空を飛べるかも
そう思わせるほど。
もう告白の答えを貰ったようなもんだ!という勢いで、緩みきった頬のまま、就寝。
今までの寝不足分を取り返すかのごとく、ぐっすり眠れた。
そんな金曜の夜であった。
そして日も変わり・・・
気づくとオレはまた悩める子羊に逆戻りしていた。
何を悩んでいたかというと、
この待ち期間の間、今まで通りメールのやりとりをしていいものかどうかということである。
【U美がちゃんと時間をかけて考えているんだから、それを邪魔しちゃダメだ。静かに待ってよう。】
と言う気持ちと、
【今まで通りの方が自然じゃないか。逆にメールが来なくなると、変な誤解を与える可能性もあるし、それは望ましいコトじゃない。】
そんなふたつの中でオレのココロは揺れ動いていた。
まぁ結局、2日に1回雑談メールをしたのであるが、ちゃんと返事も来たし(来るか来ないかドッキドキでしたが!!)これはこれで正解だったはず。
そんなこんなで1日1日が過ぎていく。
毎晩考えることは例のプラス・マイナスのコトで、<事実>にメールにハートマークが入ったってことが追加されたぐらい。
まぁたぶん大丈夫だろうなーんて思えるけど、安心は出来るはずもなく、結局あらぬ事を考えたり、下見のノートをみながら当日のスケジュールを思い出したり・・・
いわずもがな、夜酒の量も増えていっていた。
前々日。
つまり木曜日に、待ち合わせの場所を決めるメールをした。
少々方向音痴なU美であったので、なるべくわかりやすいところを3箇所選び、
「どこなら大丈夫そう?」みたいな感じで。
オレの仕事は相変わらずの激務。
でも土曜日仕事だけは絶対に阻止すべく、日中はそっちに全力を注いだ。
そして金曜日。
実はこの日は会社を辞めるという同期の送別会があったため、オレは翌日のことを片時も忘れず焼酎を飲んでいた。
こっそりと仲のいいヤツには
「明日、結果が出るんだ~」
なんて話をしながら・・・
そして遅めの2次会には行かず、オレはまっすぐ帰路についた。
一週間前の金曜と同じように、夜風が気持ちいい、そんな夜であった。
明日の待ち合わせの場所のことでU美に電話しようと、携帯を開いたその瞬間、俺の手が震える!
着信 U美
090xxxxxxxx
この1本の電話。
それは、
待ち合わせの場所や時間の最終連絡ではなく、
違う意味での最終連絡になるかもしれないなどと、この時誰が予想しただろうか。
待つことしか出来ない日々 ~U美~
■U美関連の過去記事リンク(時系列)
U美との出会い1
U美との出会い2
初のサシ飲み1 ~U美と~
初のサシ飲み2 ~U美と~
お兄さんみたい発言のその後 ~U美と~
人生初の下調べ
眠れぬ日々1 ~U美~
眠れぬ日々2 ~U美~
約束の金曜日1 ~U美~
約束の金曜日2 ~U美~
約束の金曜日3 ~U美~
約束の金曜日4 ~U美~
思いもよらない形で告白の結果待ちとなったオレ。
金曜日の帰り道、頭の中は色々なことが駆けめぐり、とにかくハチャメチャな状態であったのだろう。思い出そうとしても何も思い出せない・・・
オレの脳内は不可思議な状態に陥っていたようだ。
この週末、幸か不幸か予定がない。
恐らく金曜の後のことも考えていたから空けていたのだろうが、このような状態になると、何もない週末が逆にオレを締め付けていくのではないか。
気づいたら既に家に着いていた。
いつもつけるTVさえ付けるのを忘れていた。
オレはひとりソファーでバーボンを転がしながら、今宵の出来事をすべて思い出す。。。
1件目のお店
夜景のバー
手を繋いだ公園
そして、告白
とても不思議な気分であった。
喜んでいいのか悲しんでいいのか。それとも、笑えばいいのか怒ればいいのか。
自分の感情が分からない。
いつもの酒の味さえ分からない。
頭の中はそんなことは気にせずに勝手に話を進める。
結局、今夜答えはでなかった訳だ。
しかし分かっていること、変らない事実はいくつかある。
そこからオレは現在の状況を論理的に整理しようではないか。
ただ・・・
形をなさない考えに多少疲れきたのか、横になり電気を消してみる。
しかし、暗くなればなるほどさらに頭の中は冴えてくのだ。
-------
<事実>
・U美は3回オレと飲みに行った。そして次のお台場の約束もOKした。
・U美から「帰りに散歩していこう」と誘った。
・手を繋いだ。
・キスしなかった。(しようとはしたのだが)
・告白した。
・断られなかった。
・答えは次のお台場、ということになった。
・以前、U美はオレのことを「お兄ちゃんみたい」と言った。
<捉え方によって異なる事象>
・キスしようとしたときのU美がちょっと引いたような感じだった
・告白した後の帰り道、U美から手を繋いできた(はずである)
<問題の核心>
・何故告白の答えを先送りしたのか?
<その解(プラス思考編)>
・はっきりと伝えたのでオレがU美と付き合いたいという気持ちはしっかり伝わったはずである。
・確かにここまではっきり告られるという想像はU美にはなく、はっきりとした答えを前もって準備していた(心構えが出来ていた)訳ではなかったのかもしれない。
よって、驚きとともに軽く受け答える事が出来ないと思い、答えをお台場に先延ばしした。
・今日1日はキス未遂のときを除けばほぼ完璧であった。
・もしオレのことをお兄ちゃんとして見ているなどして、この人と付き合うとかはあり得ないと前から思っていたのであれば、告白のときにその場で断ったはずである。
<その解(マイナス思考編)>
・オレのことを嫌いではないので告白を断りはしなかった。
・あまりにも直球で来たため、その場で対応することができそうもなく、とりあえず答えを先送りした。またこの場で断るのが「相手に対して悪い」という気持ちもあった。
・これからも友達としては続けていきたいので、無下に断ることはしたくなかった。
・友達や兄弟みたいな感覚であれば、手を繋ぐのもなんら問題ない。すこしぐらいいちゃいちゃするのもそれはそれであり、みたいな感覚。ただしキスはNGであるため、未遂のときはカラダを引いた。
-------
ひとつひとつの事象とU美の一挙手一投足に対して、プラスの捉え方とマイナスの捉え方の両面から見ることによって、オレは事態を冷静に分析しようとした。
ただ、プラスの方へは自然と考えられるのであるが、マイナスの方の考えはどうも無理があるような気がしてならない。
そのことをオレは直感的に分かっていたようだ。
だから、プラス方向で脳内議論に終止符が打たれてオレは安心して待てる、そんな状況を求めていたようにも感じるのだ・・・
これから続くただ待つしかない日々を乗り越えるために。
家で飲み直した酒もすこし回ってきたせいか、オレの頭の中はひとつの思いに辿り着こうとしていた。
考えても仕方ない。
U美が真剣に考えてくれること、
そのことに感謝しよう。
答えはお台場で出るんだ。
お前は待てばいいんだ。
そして眠りにゆっくりと落ちていくオレ・・・
っとその時、ケータイの着信音が鳴り響く。
U美からのメールであった。
U美との出会い1
U美との出会い2
初のサシ飲み1 ~U美と~
初のサシ飲み2 ~U美と~
お兄さんみたい発言のその後 ~U美と~
人生初の下調べ
眠れぬ日々1 ~U美~
眠れぬ日々2 ~U美~
約束の金曜日1 ~U美~
約束の金曜日2 ~U美~
約束の金曜日3 ~U美~
約束の金曜日4 ~U美~
思いもよらない形で告白の結果待ちとなったオレ。
金曜日の帰り道、頭の中は色々なことが駆けめぐり、とにかくハチャメチャな状態であったのだろう。思い出そうとしても何も思い出せない・・・
オレの脳内は不可思議な状態に陥っていたようだ。
この週末、幸か不幸か予定がない。
恐らく金曜の後のことも考えていたから空けていたのだろうが、このような状態になると、何もない週末が逆にオレを締め付けていくのではないか。
気づいたら既に家に着いていた。
いつもつけるTVさえ付けるのを忘れていた。
オレはひとりソファーでバーボンを転がしながら、今宵の出来事をすべて思い出す。。。
1件目のお店
夜景のバー
手を繋いだ公園
そして、告白
とても不思議な気分であった。
喜んでいいのか悲しんでいいのか。それとも、笑えばいいのか怒ればいいのか。
自分の感情が分からない。
いつもの酒の味さえ分からない。
頭の中はそんなことは気にせずに勝手に話を進める。
結局、今夜答えはでなかった訳だ。
しかし分かっていること、変らない事実はいくつかある。
そこからオレは現在の状況を論理的に整理しようではないか。
ただ・・・
形をなさない考えに多少疲れきたのか、横になり電気を消してみる。
しかし、暗くなればなるほどさらに頭の中は冴えてくのだ。
-------
<事実>
・U美は3回オレと飲みに行った。そして次のお台場の約束もOKした。
・U美から「帰りに散歩していこう」と誘った。
・手を繋いだ。
・キスしなかった。(しようとはしたのだが)
・告白した。
・断られなかった。
・答えは次のお台場、ということになった。
・以前、U美はオレのことを「お兄ちゃんみたい」と言った。
<捉え方によって異なる事象>
・キスしようとしたときのU美がちょっと引いたような感じだった
・告白した後の帰り道、U美から手を繋いできた(はずである)
<問題の核心>
・何故告白の答えを先送りしたのか?
<その解(プラス思考編)>
・はっきりと伝えたのでオレがU美と付き合いたいという気持ちはしっかり伝わったはずである。
・確かにここまではっきり告られるという想像はU美にはなく、はっきりとした答えを前もって準備していた(心構えが出来ていた)訳ではなかったのかもしれない。
よって、驚きとともに軽く受け答える事が出来ないと思い、答えをお台場に先延ばしした。
・今日1日はキス未遂のときを除けばほぼ完璧であった。
・もしオレのことをお兄ちゃんとして見ているなどして、この人と付き合うとかはあり得ないと前から思っていたのであれば、告白のときにその場で断ったはずである。
<その解(マイナス思考編)>
・オレのことを嫌いではないので告白を断りはしなかった。
・あまりにも直球で来たため、その場で対応することができそうもなく、とりあえず答えを先送りした。またこの場で断るのが「相手に対して悪い」という気持ちもあった。
・これからも友達としては続けていきたいので、無下に断ることはしたくなかった。
・友達や兄弟みたいな感覚であれば、手を繋ぐのもなんら問題ない。すこしぐらいいちゃいちゃするのもそれはそれであり、みたいな感覚。ただしキスはNGであるため、未遂のときはカラダを引いた。
-------
ひとつひとつの事象とU美の一挙手一投足に対して、プラスの捉え方とマイナスの捉え方の両面から見ることによって、オレは事態を冷静に分析しようとした。
ただ、プラスの方へは自然と考えられるのであるが、マイナスの方の考えはどうも無理があるような気がしてならない。
そのことをオレは直感的に分かっていたようだ。
だから、プラス方向で脳内議論に終止符が打たれてオレは安心して待てる、そんな状況を求めていたようにも感じるのだ・・・
これから続くただ待つしかない日々を乗り越えるために。
家で飲み直した酒もすこし回ってきたせいか、オレの頭の中はひとつの思いに辿り着こうとしていた。
考えても仕方ない。
U美が真剣に考えてくれること、
そのことに感謝しよう。
答えはお台場で出るんだ。
お前は待てばいいんだ。
そして眠りにゆっくりと落ちていくオレ・・・
っとその時、ケータイの着信音が鳴り響く。
U美からのメールであった。
貴女の解禁日をオレは待ってるんだ!【祭り予告を追記!】
え~、読者様からの度重なるU美ネタの激しいプッシュに、かなーり心揺らいでいるPretendです。
そういえば昨日は11月の第3木曜日でしたね。
皆さんは誰と楽しみましたか?
えぇ、そうです。
ボジョレー・ヌーヴォーです。
昨日は解禁日だったんですね~
ん?オレですか?
イベント事にはもちろん参加!参加!ですよっ
A子とオレは楽しんでましたね~~。焼き鳥をつまみながらヽ(´ー`)ノエヘヘ
貴女の解禁日はいつ頃なのかなぁぁぁなーんて思いながら。
までも、こんなオレなんで、ボジョレに続いてボデェを解禁!!って訳にはいきませんでした。
次の日会社だしねぇぇ
っていうか、普通に飲んだだけだった--;
うーん・・・
オレの大事なヒトの解禁日はまだ日付未定のようですな(T_T)
そういえば今日は金曜日。
今週末もU美祭りでいってみましょうかねぇ
さぁて、書くかーーーー!!
【U美祭りの予告】
1つ目、今夜にUP(すでにUPしてまーす)
2つ目、土曜日のお昼にUP
3つ目、土曜日の日付が変わる前にUP
4つ目、日曜日の夕方UP
コメントしずらいかもしれませんが、皆様どうぞヨロシクお願い致しますm(_)m
ヒール/ヒーラー/ヒーレスト
どもども。ニヒールな男、Pretendでございやす。
鎌倉の紅葉具合はなかなかナイスなようで、今週末にでも北鎌倉でもぶらぶらしてみた~い。そんな気分の今日この頃っっ
「北鎌倉へ~♪」なんてさだまさしが聞こえてくるオレに、年齢詐称疑惑が持ち上がっているともっぱらの噂です(´_ゝ`)
さてと、
先日はブーツ話に花が咲いた訳ですが、今日はブーツ以外の女性の足下に目を向けてみたいと思います。
それはすばりヒール。
ヒールを履くっていったって、なにもカカトをどうやって履くんだ?というツッコミを許さないほど、女性に占めるヒール力は強いんだとおもいます。
なんかオチョコみたいなヤツとか、オチョボ口みたいなヤツとか、タコみたいなヤツとかいろいろな種類のあるヒールですが、これは基本的には女性にしか許されないブツなわけでありまして・・・
なのでヒールのTPOに関しては、ヒール歴ゼロな男としては、いろいろと悩ましく、未知の世界なんであります。
そういえばこの夏、初デートでディズニーランドにいったことがあるのですが、その時、その彼女(←そういえば初登場!)と待ち合わせをしていて、オレが朝一ビックリしたことがありました!!
オレからの開口一番。
それは、
『あ、髪切ったんだ~』
ではなく、
『薄ピンクが鮮やかだねぇ~』
とかでもなく、
『一発目のファストパスはどこにする?』
なんてコトなどすっかり忘れてしまい、
『っていうか、ヒールかよ!!!』(三村風味)
って突っ込んでしまったのです!!
(※さすがに心の中で、ですが)
まぁ、俺の経験不足・知識不足・エロ不足と言われてしまえばそれまでなのかもですが、自分には、明らかに丸1日歩き回ることが分かっている状況でヒール(それほど高くはなかったですが)を履いてくるという神経が、当時の自分にはとうてい理解できなかったのです。
今まで付き合ってきた女や女友達などは、こういうときは当然のようにスニーカーでした。
オレだってこの状況でのサンダル履きはありえません。
そういえば昔の話ですが、
課外での新人研修に先輩として参加したとき、ジャリ道を厚底サンダルで転び半ギレになっている新人オンナを見たときなんて『TPOって知ってる?』と説教したくなった気持ちさえ飛び越え、唖然としてしまったこともありました。
ただそのディズニーのコは普通に社会人だったし、常識もあるコだったので、気になってしかたない自分は思い切って聞いてみることにしました。
一応念のため気を使いながら、「歩くの速い?」的な話題からソフトにソフトに・・・
すると返ってきた答えはちょっと意外。
『あ、私ね。スニーカーだと靴擦れしちゃうんだ~。いつも履いているヒールの方が歩きやすいしね♪』
『へ~~~』×30
なんか自分の知らない世界を発見できた喜びを感じた、そんな瞬間でした。
そういえばそのディズニーの彼女、
とっても綺麗な足首をしておりましたねぇ
ギリシャ神話の英雄アキレスもビックリ、ヨダレだら~んでしょうな。
あれもヒールのお陰なのかなぁぁぁ
鎌倉の紅葉具合はなかなかナイスなようで、今週末にでも北鎌倉でもぶらぶらしてみた~い。そんな気分の今日この頃っっ
「北鎌倉へ~♪」なんてさだまさしが聞こえてくるオレに、年齢詐称疑惑が持ち上がっているともっぱらの噂です(´_ゝ`)
さてと、
先日はブーツ話に花が咲いた訳ですが、今日はブーツ以外の女性の足下に目を向けてみたいと思います。
それはすばりヒール。
ヒールを履くっていったって、なにもカカトをどうやって履くんだ?というツッコミを許さないほど、女性に占めるヒール力は強いんだとおもいます。
なんかオチョコみたいなヤツとか、オチョボ口みたいなヤツとか、タコみたいなヤツとかいろいろな種類のあるヒールですが、これは基本的には女性にしか許されないブツなわけでありまして・・・
なのでヒールのTPOに関しては、ヒール歴ゼロな男としては、いろいろと悩ましく、未知の世界なんであります。
そういえばこの夏、初デートでディズニーランドにいったことがあるのですが、その時、その彼女(←そういえば初登場!)と待ち合わせをしていて、オレが朝一ビックリしたことがありました!!
オレからの開口一番。
それは、
『あ、髪切ったんだ~』
ではなく、
『薄ピンクが鮮やかだねぇ~』
とかでもなく、
『一発目のファストパスはどこにする?』
なんてコトなどすっかり忘れてしまい、
『っていうか、ヒールかよ!!!』(三村風味)
って突っ込んでしまったのです!!
(※さすがに心の中で、ですが)
まぁ、俺の経験不足・知識不足・エロ不足と言われてしまえばそれまでなのかもですが、自分には、明らかに丸1日歩き回ることが分かっている状況でヒール(それほど高くはなかったですが)を履いてくるという神経が、当時の自分にはとうてい理解できなかったのです。
今まで付き合ってきた女や女友達などは、こういうときは当然のようにスニーカーでした。
オレだってこの状況でのサンダル履きはありえません。
そういえば昔の話ですが、
課外での新人研修に先輩として参加したとき、ジャリ道を厚底サンダルで転び半ギレになっている新人オンナを見たときなんて『TPOって知ってる?』と説教したくなった気持ちさえ飛び越え、唖然としてしまったこともありました。
ただそのディズニーのコは普通に社会人だったし、常識もあるコだったので、気になってしかたない自分は思い切って聞いてみることにしました。
一応念のため気を使いながら、「歩くの速い?」的な話題からソフトにソフトに・・・
すると返ってきた答えはちょっと意外。
『あ、私ね。スニーカーだと靴擦れしちゃうんだ~。いつも履いているヒールの方が歩きやすいしね♪』
『へ~~~』×30
なんか自分の知らない世界を発見できた喜びを感じた、そんな瞬間でした。
そういえばそのディズニーの彼女、
とっても綺麗な足首をしておりましたねぇ
ギリシャ神話の英雄アキレスもビックリ、ヨダレだら~んでしょうな。
あれもヒールのお陰なのかなぁぁぁ
情けない背中
男には情けない背中というのがあります。
絶対他人には見せられない背中・・・
そう、
例えば、
朝目覚めると、
チ
ン
コ
の
先
に
テ
ィ
ッ
シ
ュ
が
乗
っ
た
ま
ま
!
もちろんカピカピ状態。
そんな時は涙も出ないぐらいに情けない・・・
しかも、
よく見ると
ティッシュじゃなくて
トイレットペーパー
だった!!!!
そんな時にとる男の行動ほど
みすぼらしい背中はありません。(キッパリ)
【追伸】
はい、思い当たるフシのある人、手を挙げて。
??ってひとは状況を想像して下さいな。
絶対他人には見せられない背中・・・
そう、
例えば、
朝目覚めると、
チ
ン
コ
の
先
に
テ
ィ
ッ
シ
ュ
が
乗
っ
た
ま
ま
!
もちろんカピカピ状態。
そんな時は涙も出ないぐらいに情けない・・・
しかも、
よく見ると
ティッシュじゃなくて
トイレットペーパー
だった!!!!
そんな時にとる男の行動ほど
みすぼらしい背中はありません。(キッパリ)
【追伸】
はい、思い当たるフシのある人、手を挙げて。
??ってひとは状況を想像して下さいな。
T’s style
※各パターンの想定割合を追加しました!!
このテーマ、なんか久しぶりです。
さて今日のお題は、タイトル通り、
『T's style』について。
コレ、何の略かというと、
『Tassyon's style』
そう、
『立っションのスタイル』
でございます。
「立っション」というと屋外プレイを即想像されてしまうかもしれませんが、通常の男は小を足す時は男は常にスタンディング(朝はトリプルもありますが--; ちなみに、このネタはこちらも参照)な訳で、日々この行為を繰り返しているのです。
スチエーションとしては、自宅や会社・学校、そして公衆便所や緊急時の野外放出などさまざまあります。それぞれ色々な特徴があり、男の脳は無意識にポイントポイントを自分なりに心得ていたりするものです。
ご存じの通り基本的な男便所の小側は、便器が横一列に並んでおり、みんなそれぞれのスタイルをまるで見せあっているかのような光景なのかもしれません。
あまりにも見慣れてしまったオレたちにとっては、見逃しがちなところかもしれませんが、今日はその多種多様なT'sスタイルの一部についてご紹介したいと思います。
【その1】・・・30%
チャックを下ろし、
パンツの専用の穴からモノをとりだし、
そして、放出するパターン
【その2】・・・40%
チャックを下ろし、
パンツの前側をズリっと下ろしてからモノをとりだし、
そして放出するパターン
【その3】・・・13%
ベルトを外してからチャックを下ろし、
パンツの前側をズリっと下ろしてからモノをとりだし、
そして放出するパターン
(パンツ未公開バージョン)
【その4】・・・7%
ベルトを外してからチャックを下ろし、
パンツの前側をズリっと下ろしてからモノをとりだし、
そして放出するパターン
(パンツ大公開バージョン)
【その5】・・・4%
パンツ・ズボンすべて下ろしてしまい
放出するパターン
------
【追加番外編】残りの6%
・パンツ・ズボンすべて下ろしてしまい
便座に座って放出するパターン(個室限定っ)
・パンツ・ズボンだけにとどまらず、
すべてを脱ぎ捨てて開放感とともに
放出するパターン
------
大分するとこんな感じでしょうか。
まぁ、いろいろなディテールについて掘り下げると、【その2】と【その3】の中間でベルトを穴ひとつふたつ緩めるとか、【その3】で大きく懐を広げときながら、パンツの専用穴をしっかり利用するなどの多種多様なカスタマイズがある訳ですが、この善し悪しについてはいつも議論になるため、ここでは多く語りません。
とにかく男にとっては、T'sスタイルひとつをとっても一概に決めつけることなどできない!!!
つまり、
このT'sスタイルひとつとってもその男の積み重ねてきた経験が刷り込まれているモノと理解して頂きたい訳でなのであります。
他人のT'sスタイルに難癖をつけることなど言語道断!!
これは男ならば皆心得ている暗黙のルールなのである。
ちなみにオレは、【その2】あるが、それにプラスして左曲り専用のカスタマイズも加えてあるスタイルを自負している。
誰にも文句をいわせない、自分だけのスタイル。
これこそが真のT's style!!
貴方のスタイルはいかがですか?
貴女の彼(旦那)のスタイルはいかがですか?
次回は便器蓋との戦いについて・・・
書いたとしてもまた絡みづらいだけだな_| ̄|○
【更新履歴】
11/17 読者さんのコメントより、各パターンの想定割合と番外編を追加。
異論反論、じゃんじゃんコメントくださいなっ
カラオケで濡らせ!
こんばんは。
シングルベッドが似合うことが最近の悩み、Pretendです。
ちょっと最近U美絡みでBLOGカラーを染めすぎたので、ちょっと気分転換も必要かな、と。
実はね、最近つくづく思うことがあるんです。
やっぱりね、いい男の条件として、触らないで濡れさせるぐらいのテクがないと駄目なんじゃないんか?って。
ちゅーちゅーしたり、さわさわしちゃー、そりゃぁよっぽどのことがなきゃみんなジワ濡れ確定!
ちょっと過敏なときゃぁ、大洪水必至!!
だけど、
カラオケ=エロと繋がるシナプスを持たないオレ的には、カラオケの曲でみんなを濡れ濡れにさせてこそ真の男だと思うわけなんです。
そんな男に会った経験をお持ちの方、いらっしゃいますかな?
さて、じゃぁどんな曲が濡れ度高いかといいますと・・・
★濡れ度85%★
サザンオールスターズ
「Oh!クラウディア」
⇒ いやー、定番ですね。・・・愛しぃくてぇ♪
★濡れ度91%★
ユニコーン
「Maybe Blue」
⇒ タミオ、きたーー!!!! この曲、大好き♪
★濡れ度98%★
チェッカーズ
「Room」
⇒ 王道ですなっっ
しかもペットの響きが誘いまくりで、薔薇が激しくエロいです!!
うーん、よく見るといずれ80年代後半だったりしちゃうのが、あるスポットをちょっと狙ってるようでお茶目なところですが、でも結構最近ってそういう曲が減ってきたような気がするんですよね・・・
オレが知らないだけかな?
他にもじゃんじゃん濡れ系な歌があったら教えてくださいな(´д`)
まぁただ、
残念ながらオレにはそんなテクは持ちあわせていませんけどね(T-T)
シングルベッドが似合うことが最近の悩み、Pretendです。
ちょっと最近U美絡みでBLOGカラーを染めすぎたので、ちょっと気分転換も必要かな、と。
実はね、最近つくづく思うことがあるんです。
やっぱりね、いい男の条件として、触らないで濡れさせるぐらいのテクがないと駄目なんじゃないんか?って。
ちゅーちゅーしたり、さわさわしちゃー、そりゃぁよっぽどのことがなきゃみんなジワ濡れ確定!
ちょっと過敏なときゃぁ、大洪水必至!!
だけど、
カラオケ=エロと繋がるシナプスを持たないオレ的には、カラオケの曲でみんなを濡れ濡れにさせてこそ真の男だと思うわけなんです。
そんな男に会った経験をお持ちの方、いらっしゃいますかな?
さて、じゃぁどんな曲が濡れ度高いかといいますと・・・
★濡れ度85%★
サザンオールスターズ
「Oh!クラウディア」
⇒ いやー、定番ですね。・・・愛しぃくてぇ♪
★濡れ度91%★
ユニコーン
「Maybe Blue」
⇒ タミオ、きたーー!!!! この曲、大好き♪
★濡れ度98%★
チェッカーズ
「Room」
⇒ 王道ですなっっ
しかもペットの響きが誘いまくりで、薔薇が激しくエロいです!!
うーん、よく見るといずれ80年代後半だったりしちゃうのが、あるスポットをちょっと狙ってるようでお茶目なところですが、でも結構最近ってそういう曲が減ってきたような気がするんですよね・・・
オレが知らないだけかな?
他にもじゃんじゃん濡れ系な歌があったら教えてくださいな(´д`)
まぁただ、
残念ながらオレにはそんなテクは持ちあわせていませんけどね(T-T)
約束の金曜日4 ~U美~
金曜の夜。
公園のベンチ。
一瞬怯まれたかに思えたさっきの瞬間。
オレは意を決していた。
「実は・・・」
(言うぞ!言うしかないだろ!!今だ!!!)
オレの中には一点の迷いもなかった。
「伝えなきゃいけないこと、まだ言ってなかったんだ。」
「え?」
とぼけているのか、本当に感づいていないのか、もうその判断などここではどうでもよい。
オレは隣に座るU美の手を両手で軽く握りながら、
目を見ながら、
そして
ゆっくりと話を進める
「オレ達会って4回目かな?
2人で会うのは3回目か。」
「いままで結構いろんな話はしたよね?
実はオレ、感じてたことがあるんだ。
前話してた渋谷のジャズバーも、広尾のカフェも、
恵比寿の焼鳥屋も、新宿の焼酎バーも、
自由が丘のスウィーツも、六本木のダーツバーも、
お台場も、鎌倉も、江ノ島も・・・
行きたいところはたくさんあるけど、
全部行きたいけど、
行くならオレはU美ちゃんと行きたいんだ!」
いつになく真剣に俺の目をみつめるU美
オレは落ち着いてゆっくりと続ける
「うん。
U美ちゃんを、オレの彼女として、これからもいろんなところに一緒に行きたい。
だから、
オレと付き合ってくれ。」
オレは今まで考えてきたこと・思っていること・伝えたいことを、正直に、素直に、真っ正面からU美に言葉として送った。
そしてしばしの沈黙。
1分、2分、ともおもえるほどの数秒が経った後、U美は口を開く。
「ありがとう」
「本当にありがとう」
「本当に本当に嬉しいよ」
「実は私、こんなにはっきりと言われたこと・・・・・初めて なの」
「だから
答えはNOじゃないんだけど
ちょっとだけ考えさせてもらってもいいかな?」
今まで見せたことないはずの真剣な眼差しのまま、オレは軽く頷く。
「次、お台場に行く時にお返事するってことでいいかなぁ?」
断る理由など何もない。
答えを急ぐ理由も何もない。
U美が真剣さに答えを考えてくれる、それでいいじゃないか。
「うん、分かった。
じゃぁ今度だな。」
「あ、ありがとう~」
「いやいや、別にオレも返事は急いでないしさ」
「私、こんなに真剣に言われたの初めてだから・・・」
「うん、ゆっくり考えてね」
そしてオレ達は立ち上がり、来た道の方へ歩き出す。
すると、
今度はU美の方から俺に手を伸ばし、そしてオレ達は手を繋いだまま駅まで一緒に歩いた
手を繋いで歩くことに不自然さなど微塵も感じられない、そんなオレとU美であった。
いつものように駅の改札まで送り、改札口を入った後振り返るU美と軽く手を交わし、そして状況を整理しきれてないままオレは自分の帰路についた。
約束の金曜日、それはオレの中で全く想定していなかった結果で終わった。
そしてこれはまた眠れぬ日々の始まりでもあった。
【追伸1】
皆さん、ホントすいません。
まだ続いちゃいますです・・・(´д`)アヘアヘ
でも一応3夜連続は一区切りと言うことで!
【追伸2】
ちょっと週末家を空けてたのでコメントレスが全然出来てませんでした><
やっとこれからBLOGERタイムに入ります!!
公園のベンチ。
一瞬怯まれたかに思えたさっきの瞬間。
オレは意を決していた。
「実は・・・」
(言うぞ!言うしかないだろ!!今だ!!!)
オレの中には一点の迷いもなかった。
「伝えなきゃいけないこと、まだ言ってなかったんだ。」
「え?」
とぼけているのか、本当に感づいていないのか、もうその判断などここではどうでもよい。
オレは隣に座るU美の手を両手で軽く握りながら、
目を見ながら、
そして
ゆっくりと話を進める
「オレ達会って4回目かな?
2人で会うのは3回目か。」
「いままで結構いろんな話はしたよね?
実はオレ、感じてたことがあるんだ。
前話してた渋谷のジャズバーも、広尾のカフェも、
恵比寿の焼鳥屋も、新宿の焼酎バーも、
自由が丘のスウィーツも、六本木のダーツバーも、
お台場も、鎌倉も、江ノ島も・・・
行きたいところはたくさんあるけど、
全部行きたいけど、
行くならオレはU美ちゃんと行きたいんだ!」
いつになく真剣に俺の目をみつめるU美
オレは落ち着いてゆっくりと続ける
「うん。
U美ちゃんを、オレの彼女として、これからもいろんなところに一緒に行きたい。
だから、
オレと付き合ってくれ。」
オレは今まで考えてきたこと・思っていること・伝えたいことを、正直に、素直に、真っ正面からU美に言葉として送った。
そしてしばしの沈黙。
1分、2分、ともおもえるほどの数秒が経った後、U美は口を開く。
「ありがとう」
「本当にありがとう」
「本当に本当に嬉しいよ」
「実は私、こんなにはっきりと言われたこと・・・・・初めて なの」
「だから
答えはNOじゃないんだけど
ちょっとだけ考えさせてもらってもいいかな?」
今まで見せたことないはずの真剣な眼差しのまま、オレは軽く頷く。
「次、お台場に行く時にお返事するってことでいいかなぁ?」
断る理由など何もない。
答えを急ぐ理由も何もない。
U美が真剣さに答えを考えてくれる、それでいいじゃないか。
「うん、分かった。
じゃぁ今度だな。」
「あ、ありがとう~」
「いやいや、別にオレも返事は急いでないしさ」
「私、こんなに真剣に言われたの初めてだから・・・」
「うん、ゆっくり考えてね」
そしてオレ達は立ち上がり、来た道の方へ歩き出す。
すると、
今度はU美の方から俺に手を伸ばし、そしてオレ達は手を繋いだまま駅まで一緒に歩いた
手を繋いで歩くことに不自然さなど微塵も感じられない、そんなオレとU美であった。
いつものように駅の改札まで送り、改札口を入った後振り返るU美と軽く手を交わし、そして状況を整理しきれてないままオレは自分の帰路についた。
約束の金曜日、それはオレの中で全く想定していなかった結果で終わった。
そしてこれはまた眠れぬ日々の始まりでもあった。
【追伸1】
皆さん、ホントすいません。
まだ続いちゃいますです・・・(´д`)アヘアヘ
でも一応3夜連続は一区切りと言うことで!
【追伸2】
ちょっと週末家を空けてたのでコメントレスが全然出来てませんでした><
やっとこれからBLOGERタイムに入ります!!
約束の金曜日3 ~U美~
サっ
公園へ向かう途中のオレの左手とU美の右手がわずかに触れてすれ違う。
明らかに距離が縮まっている。
公園にはいると、金曜の夜なのに、何故か人気が少ない。
そんな中、一緒に歩きながら・・・
高まる緊張。
早まる鼓動。
手を繋げ!
手を繋げ!!
手を繋げ!!!
どこからかそんな声が聞こえる気がした。
というよりむしろ、自分自身を鼓舞するように言い聞かせていたのだろうか。
徐々に会話が少なくなる2人。
そして、
2度目の手と手が触れた瞬間、
ギュっ
オレは勢いでもって、U美の右手を掴んだ!!
手を繋いだという訳ではなく軽く掴んだ感じ。
「あぁ」
U美から声が漏れる。
そして、
オレとU美の目が合った、次の瞬間である。
今度はU美から俺の手を握り返し、そして指と指を組むように手を繋いできたのだ!!!!
( キ、キターーーー!!!! )
さらに高鳴る鼓動。
汗ばむ手のひら。
確かに感じる、少し冷たいU美の手のひらと指の感覚。
そしてオレ達はまるで恋人同士のように歩き続ける。
「なんかこっちには結構人いるんだね」
手を繋ぐ前と変わりのない声で話しかけるオレ。
緊張を悟られないようにするように。
オレの頭の中はもうひとつのことで一杯であった。
「あれ?こっちのほうに噴水なかったっけ?」
そのままゆっくりと歩き続け、
人気のない木陰で、オレは立ち止まる。
まだ手は繋いだまま・・・
そして、
ゆっくりとオレは一歩足を踏み出し、すこしスピードを速めて体を反転させ、U美の斜め正面に立つように体を移動させる。
(ココだ!)
オレが両手をU美の肩にかけようとしたその瞬間!!!
な、
なんと、
U美は自分の肩を少し後ろに引いたのだ!!!
後ずさりしてはいなかったはずだが、オレはしたようにも感じた!!
明らかにU美の体はオレの方に近寄ったのではなく、離れたのだ。
オレは激しく動転し、すかさずもとの立ち位置に戻り、慌てて歩き出そうとした。
まるで何もなかったかのように・・・
(??)
(何かオレミスったか?)
(もう一歩押すべきだったのか?)
(いきなりすぎて驚かしたのか?)
もう何がなんだかわからなくなり、とりあえずまた歩き出す2人。
懸命に冷静さを取り戻そうとするオレ。
(もうこれは引けない!!)
一度引いてしまったのにも関わらず、オレはここで決めなきゃ行けないと思い、そして、目の前の空いているベンチの前でもう一度立ち止まり、オレはカバンを静かに置いてベンチに腰をかけ、U美を静かに誘導する。
「うん」
一息つき、オレはゆっくりと口を開いた。
まるでくるった歯車に背中を押されているような、そんな感じさえあった。