ちょっと怖いお話 | 男の本音 ~自分を見つめ直すために~ 

ちょっと怖いお話

先日、とあるコと飲む機会があった。
そのコはカード会社に勤めているらしい。
そしてそのコの仕事はカードのトラブル対応で、様々な調査をしたり対応をしたり、という仕事をしていると言っていた。

そのコからとっても面白く、そして怖い話を聞いた。
クレジットカードの架空請求の話だ。

自分はあまりカードは使わないが、ネットでの買い物なんかでは必需品だし、待ちを歩いていて予定外のナイスな服と遭遇してしまったり、手持ちはないけど飲みにいく時なんかはカードの存在がとってもありがたく感じることもある。

海外旅行でもカード一枚とサインで決済できるようなこともあるし、カードが無くちゃ生きていけない人もいることであろう。

無理もない。
一括だったら金利もかからず、しかもポイントがついたりといいこと尽くめだったりし、その気持ちはオレもとっても分かる。


しかし、やっぱり怖い面もあるとのことだ。 架空請求の話で言えば、国内の正式な加盟店のような店ではほとんど無いらしいのだが、海外での利用の際にはよくあるらしく、地域で言えばアジア圏での被害が圧倒的に多いというのだ。
ゼロをひとつ多くつけたり、本来無いはずのオプション追加料金をつけたり・・・


しかし国内でも被害はあるらしい。

特によくあるのが、キャバクラや風俗店のような正式に認可されづらいお店で、でもカード決済での支払いは利用可能としたいため一旦海外の代理店(のようなもの?)を通じてカード決済をおこなうようにするのだ。
ちなみにそうすると、利用者への請求は外貨建てでおこなわれる。

ネットでも同様の被害はあるらしい。

これは実際にあった話である。

30代のとある中流家庭のサラリーマンの人が、奥さんが会員となっているカード(旦那さん本人は家族会員)がネットでカードを使ったらしい。
毎月のようにカードの請求が来るのだが、ふとあるとき、外貨建ての請求がきていることに奥さんが気づく。
身に覚えのない奥さんは当然、カード会社に問い合わせる。

「なんですか?この請求は」

そのときの対応をしたのがオレと一緒に飲んでいたコ。
奥さんからの依頼に対して調査を進めると、それは有料出会い系サイトの利用であることが分かったのだ!!

詳しく調査をするのがカード会社のそのコの仕事。
もちろん奥さんはそんな利用、身に覚えが無く、旦那さんもそんなの使ってない!と言い張ったらしい。

ちょっと困ったカード会社のコは出会い系サイト運営の会社に利用証明を見せてくれとお願いする。



・・・すると一枚のファックスが。






なんとそこには、




満面の笑みで


しかもちょっと顎を引目に


やや上目づかいで


ピースをしながら


白い歯をこぼす


旦那さんの顔写真





が送られてきたのだ(笑)




出会い系に登録した時の写真であることは間違いない!!




そのコはかなり戸惑いながらも、仕事なので、ということでその顔写真をその夫婦の家にファックスしてすぐに帰宅し、週末を迎えたらしい。




その家庭の週末はどうなったのであろうか・・・(((( ;゜Д゜)))




幸いにもオレはそういうカードの利用をしたことがないので、爆笑してこの話を聞いていたのだが。



皆さんもカードの安易な利用には注意しましょうね♪