男の本音 ~自分を見つめ直すために~  -12ページ目

男の悲しい性

apolloさんの「高飛車な男」にグサグサっと来たのでトラバしてみる。


なんていうのかな。
男はね、色々気になるわけよ!とっても。

だから聞きたくなる。

っていうか聞いちゃう!!





『ねぇ、気持ちいい?』




だってさー、気持ちよくしたいわけよ!
気持ちよくなって欲しいわけよ!!
気持ちよくなかったら、角度を変えるとか、緩急をつけるとか、責め手を変えるとか、いろいろしたいわけなんよ!







『どのぐらい気持ちいい?』




なんていうのかな。
自信のある攻撃ってあるわけ。ココは間違いないって!
しかもココとココの同時だったらシナジー効果で凄いことになってるんだろうなーって想像しちゃうわけ。
だから、どのぐらい気持ちいいのか知りたいんだな。

ほら、
よく女のコが「私のことどのぐらい好き?」っていうじゃない?
あれと同じような感じ。


こんな時、たとえてくれたらとってもわかりやすい。

例えば「東京ドーム37個分」とか。

そしたら次の目標も出来るわけ。


「福岡ドームで50個いくぞーー!!」


とか


「西武ドーム70個で、しかも屋根もひらいちゃうぞーーー!!」


とかさ。







"たとえる"と言えばこんなんも言うな。




『今どのぐらい?富士山で言うと何合目?』




コレはね。
あとイクまでにどのぐらいかってことを知りたいわけ。

3合目、5合目っていうのが分かれば、あと少しで8合目、山頂も近いぞ!ってなーんてのを先読みしながら、自分のピストンペースとか角度・深さ的な按配をコントロールし、一緒にイクためのタイムスケジュールを立てれるわけ。

女のコがイク寸前に男が果てたら、消化不良でしょ?


「イーーーーっ!!」ってなるでしょ?


だから純粋に知りたい!









終わってからだって知りたいことは沢山ある。




『ねぇ、イッた?』




マジで気になる。
むしょ~~~に気になって仕方がない。
声のあげ方とか汗のかき方とシーツのつかみ方とか、いろいろ目安はあるかも知れないけど、でもやっぱり本人に確認して確信を掴みたいわけ。

男的にはイカないで終わり、なんてあり得えんのよね。(※1)

だからココだけはしっかりと確認したい。







『何回イッた?』




これもまたとってもとっても気になるところ。
2回か3回か・・・でもあの前半戦の指クリクリでも結構怪しかったな~
そんなこんなで結構回数も気になっちゃう。
しかもさ、連続とかってのがあるでしょ?


あれは一体なんなのよ?


っていうか、連続なんてずるくねー?


オレだって連続でグングン上り詰めてーよ!!マジで。


一瞬だぜ?


ドピュっ!って。






・・・ふぅ


わかってくれた?


男ならわかってくれるよな?




ん?

これじゃ高校生のセックス?

フッ
俺は25、6までこんなんしてたよ。ぶっちゃけ。


ゴメンな、T子。

でもオレだって一生懸命だったんだぞ!!




apollo嬢曰く、

≪こうすれば気持ちいいはず≫と思い込まれているのが一番イタイ。


うっ・・・

あぁイタイさ。

オレはめっちゃイタイさ!

こんなセックスやってたさ。




でもな、

一番イタイのは、朝の満員電車でこんなブログ考えてる、そんなオレの顔のほうなんじゃねーのか!


想像すると笑えね~よ。



【更新履歴】

11/09 aimiさん「フェラ○オ研究所(w」へのトラバに伴い
    ※1の部分を赤字に変更
    でもね、読み直して、これは言葉のアヤ的な部分もあるような
    気がしました。
    


U美との出会い2

コンパの次の日。都内の花火大会であった。
地元の仲間達と10人ほど、クーラーボックスに詰め込んだビールを飲みながら、みんなが花火に夢中になっているとき、オレは携帯を眺めていた。

U美からの返信はない・・・


しかし酔いが回ってくると、U美のことはすっかり忘れていた。

花火が終わり、2次会をして、そして帰宅したのは2時過ぎ。
そして倒れ込むように横になり、今まさに眠りに就こうをしたその時、
メールの着信♪が部屋にこだまする!!

タイトル:遅れてゴメンネ~
本文:金曜日はホントに楽しかったよ!!
   あの夜、メールを送ったつもりだったんだけど、実は
   送信失敗してて(汗 今日はメールが一件もなかったから
   気づかなくて・・・
    ~中略~
   今度絶対遊びにいこうね↑↑楽しみに待ってるよ~~


キ、キターーーーー!!!!
しかも絶対遊びにときたもんだっっ

久しぶりの手応えあるメールに、酔いも眠気も吹っ飛び、速攻返信を打つ。

彼女の会社は新橋。オレは飯田橋。中間点は日本橋?丸の内?
いやいや初メシなんだ、向こうが来安くて、そして帰りやすい銀座がいいだろう。
銀座だったら・・・候補の店が2,3件思い浮かぶ。
「イタリアン」「カフェバー」「和風ダイニング」

そして、「銀座当たりでどう?来週」と誘いの文言を含めたメールを送信しようと、メールボタンを押そうとしたが、一瞬ある言葉が頭をよぎる。

『ガツガツするな!ガツガツしているのなんてすぐ女に見透かされるぞ!』


オレは躊躇った。そして考えた。今は深夜2時半。普通に生活していれば寝ていてもおかしくない時間だ。何も即レスしなくてもいいんじゃないか?ガツガツしてると思われたらせっかくのチャンスが遠のく可能性だってある。明日、なんか楽しいネタを混ぜて、そして送った方が・・・

オレにしては珍しい。
いつもだったら何も考えずに即レスしていただろう。
でも今回はちょっととどまった。
そう、いつもだったら「ダメだったら次を探せばいいじゃないか!」って感じで、どんどんぶつかって行ってた。

でも今回は何故か「ダメなら次」とは思えなかったのである。



翌日、洗濯をすませ、昨日の花火の小話と写メを添付して、送信した。

洗濯物が一瞬で乾いてしまいそう、そんな夏日の昼下がり。




U美からの返信はその夜に来た。
「銀座じゃなくてもpretendクンが来やすいところでいいよ」
そんな気遣いの1行を含んだ、気分のいいメールであった。



月曜日・火曜日
メールは確か1往復半~2往復。決して多い方ではないが、少なくもない。
1画面にちょうど入りきるぐらいの文で書けば、同じぐらいのレスを返してくるU美。

約束の水曜日は着々と近づいていた。


2ちゃんで泣いた日

あれは今年の春頃でしょうかね?
2ちゃんではじまり、ネットではかなり有名な話、あの「電車男」が本になったようです。

ま、自分の場合、この話を知って読んだのは割と遅く・・・
U美とのコトでマジで眠れない日々が続く、9月の中頃でした。

女のコトで眠れないなんて今までにはなかった。
今思えば、あの時のオレは尋常じゃなかったんでしょう。
布団に入ってからも、U美からのメールを読み返しては一喜一憂し、上手くいくパターン、行かないパターンの両方をシミュレーションしながら、告白のセリフとかも考えて練り直したり・・・

平日、なかなか眠れず気づいたら4時半。そんな日が続きオレは疲れ切っていた。

そんなときこの「電車男」の話を偶然ネットNEWSで見つけ、そして読み出した頃にはもう完全に引き込まれていた。

単に疲れ、心が荒んできていただけなのか。
何か見失っているものを探し、追い求めていたのだろうか。



気づいたら、朝5時。


オレは、





笑いながら泣いていた





あの時は情緒が不安定なだけだったのかも知れないが、ネットで久しぶりに感動し、そして生まれて初めてネットで泣いた。




そんなことをふと思い出しました。

といっても先月の話だけど・・・


■きっかけとなったネットNEWS
  http://www.asahi.com/tech/apc/040709.html

■オレが読んだまとめサイト(上から3つ目の話が電車男)
  http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/



【更新履歴】
11/08 「眠れぬ日々2 ~U美~」へのリンクを追加。

初期症状?

だうも、おはようございまっす!
メインテーマとは全く関係ないんだけど、これだけは書かせて欲しい。

オレは朝いっつも6時半ぐらいに目覚ましが鳴って、でもギリギリまでの二度寝をしていっつも、遅刻するかしないかのボーダーライン上な生活なんです。

でも今朝、奇跡が起きました。

目覚ましの鳴る前、なんと5:35に目が覚めたのです!!
(↑オレ的には近年希に見る現象)

しかも、2度寝しようとしても寝れず、気になるのは、アメブロのコメント&トラバメールと今日のランキングっつ
全く2ど寝出来ず(゜_゜;)
(↑オレ的にはぜってぇありえねぇぇぇ)


これって・・・


これって・・・もしかして・・・


ブログジャンキーの初期症状とかだったりします?もしかして



ハードなブロジャンの皆様
ナイスミドルなブロガーの皆様

教えて~~!!


PS.まぁ最初だけと信じたい。チープな色恋と一緒で最初だけって。
  でないとリアルが壊れちゃうよ~~~ぉ

「恋人候補」と「友達」の線引き

っていうのをしているらしいですね、女の人は。
モテOL優さんも言ってたので、間違いない!!

そんじゃ、その線引きってどのぐらいのタイミングでやってるんでしょうね?
人それぞれとは思いますが、勝手に段階を考えてみました。

今回は合コンパターンで想定してみます。


~コンパの日~

 1-1・・・ルックス

 1-2・・・話し方、服装のディテール、振る舞い

 1-3・・・酔ってきたときの変わりよう 

 1-4・・・別れ際の去り方、声のかけ方

 1-5・・・メール(次への誘い方も含む)



~サシで会った日~

 2-1・・・待ち合わせ場所からお店セレクトのセンス

 2-2・・・コンパで会ったときとの見た目のギャップ

 2-3・・・みんなでいるときと2人でいるときの態度のギャップ

 2-4・・・別れ際の振る舞い方

 2-5・・・その後のメールや電話



~サシで会うの2回目~

 3-1・・・今までとの態度の変わりよう



う~ん、だいたいこんな感じでしょうか?

pretend的な考えとしては、徐々に振り落とされていくような感じと見ています。
問題は、どこのフェーズが一番見切りポイントが大きい?ってことです、はい。


1-2と1-3の間がやっぱり一番見切りが大きいのかな?

1-1と1-2の比重の違いも気になるところ。



ぶっちゃけどーなんですか?


男女問わず意見を求む。ガンガン求む。    щ(゜Д゜щ)カモォォォ~ン



【後日談】ポケベルの思い出

ポケベルの思い出の後日談。


例のジャイ子からは、あの脱出後かなりしつこくベルを鳴らされた。


「ねぇ何処にいるの?」

「渋谷のハチ公前に戻るね」


もちろん、シカト。



「今日は会えて嬉しかったよ」

「今度は一番カワイイ友達を連れて行くね」


見なかったふり。


「おはよ~」

「バイトで泣きそうになっちゃった」


お前が泣かせたんちゃうんかい!と思いながら、即DELETE。


その後も結構しつこく・・・
ただ、もちろんオレは返事なんかするわけもなく、
そして鳴らされるベースは徐々に落ちていった。






あれはその年の12月、冬。
テニスサークルの練習に珍しく出ていたときのことであった。

夜の練習が終わり、とっとと着替えて、飲みに行くぞ! そんなことを話しながら荷物を片づけていたとき、

ブルブルブル・・・・

そのころは結構大人しくなっていたオレのポケベルが震え出す。


何気なく、メッセージを確認しようとしたとき、



ガチャっ!!!



あたりが一瞬にして真っ暗になったのだ。

ま、これはナイターの明かりが時間で落ちただけなのだが(汗





そして、




真っ暗の中、




ポケベルのバックライトをつけると・・・・


















『助けて・・・お願い  ジャイ子』








オレは震えた。

忘れかけていたあの戦慄を思い出し、心身が震えた!!





とりあえずメッセージ削除&電源OFF



そして、

その夜は飲んだ!

ガンガン飲んだ!!

自分から自分にコールをかけてイッキをしまくった!!!





ジャイ子が退治されたことを祈りながら・・・





PS.それ以降、ジャイ子からベルを鳴らされることはなかった



名前(pretend)の由来

そういえばまだ触れていなかった。

「Pretend」そう聞いて意味がピンと来る人はそう多くはないかも知れない。


辞書を引いてみる。

------
pretend
【ラテン語「前に広げる」の意から】

動詞
 1.ふり[まね]をする、
 2.<子供が>まねごと遊びをする
 3.~を要求する、主張する
形容詞
 1.偽りの、うわべだけの

※一部編集あり
----

こんな意味である。

実はオレの好きなアーティスト、1970年代のアメリカ西海岸のシンガーソングライターにJacksonBrowneという人がいる。
その人の歌に『The Pretender』というアルバムと曲があり、オレはこの単語を初めて知った。

 Pretender・・・ふりをする人間、つまり自分を偽って生きる人間


この単語がグサっと来たのは社会に出てからだ。
仕事上では、自分の本心とは違うふりをしなければいけないことが多々ある。
顧客と話すとき、上司部下と話すとき、初対面の人と話すとき・・・
社会人になりたての頃は、よく曲が頭に流れていたものだ。

まぁ仕方ない。これは仕事だから。みんなそうなのだろう。
いつかそう思って割り切れるようになった。
これが大人になると言うことなんだ、そう自分に言い聞かせて。


ふと一息つき、もう一度考える。

では、プライベートではどうなのだろうか?


親友と会っているときは、キャラを演じるふりはあっても、自分の本心に偽った言動をする必要はない。それが心を許せる本当の親友。


しかし、
女性と話しているときの自分はどうだろうか?

「優しいふりをしている」
「レディーファーストを心がけているふりをしている」
「下心がないふりをしている」

演じてばかりではないか。
本心とは違う言動。
好かれたいから。
そして、嫌われたくないから。

まさにPretender。


さらに考える。
正直に生きたい。嘘偽りなく生きていきたい。それがベストではあるが、でも現実の人と人のコミュニケーションで成り立っているこの世を生き抜くためには、正直だけでは生きていけないのではないか?

やはり、人は誰しも"pretend"し続けて生きていく運命なのだ。


そんな結論に至った。

でもそんな世の中だとしても、オレは自分の嘘偽りない想いを忘れないで生きていこう。そして、この本心をさらけ出せる女性と巡り逢いたい!

そんな想いから、pretendと命名致しました。




あぁ、また長くなってしもうた・・・(~o~)

短く書くこと

このアメブロをはじめて2日。
台風の影響で予定がキャンセルになったりという理由もあり、両日とも家にいたのでじゃんじゃん書いた。
書きたいネタは次々とあふれ出てくるが、それを言葉にするのが難しいってことと、これから少しづつでも続けていくことを考え、ちょっと今は押さえている。

で、この2日で自分の書いた文を全部読み直してみた。

・誤字脱字、変な日本語が多々ある!

・カテゴリを上手く使いこなせてない!

・短く書くことを心がけてたのに、だんだん長くなってきている!!

そんな風に感じた。


明日からオレは普通のリーマンに戻ります。
書くペースは落ちます。
でも、頑張って少しづつでも書いていこうって密かに誓う!

そんな今日は連休最後の夜。



初エッチ、それは・・・

高校の時だった。3年の秋。相手はその時の彼女だった。
うーん、確か付き合って・・・1ヶ月(?)

はっきり覚えていない。


だって、、、

「付き合って」と言ってから付き合った訳じゃないから・・・
気づいたらそういう感じになっていた、そんなところか?

その時のオレ、恋愛の仕方を知らなかったのか?
イヤ、今も似たような感じだな(汗



閑話休題。

初めてのエッチの場所、それは・・・




『学校』でした。




しかも・・・




『生徒会室』   




って、ぉぃ!生徒会長がする事じゃないよな(爆

しかしまぁ、今思えば、なんてスリリングなスチエーションなんでしょねぇぇぇ



初めておろす、スカートのファスナー

初めて外す、ブラジャーのホック

そして、

初めてつける、コンドーム (人前で)



はたしてオレは、大人になったのだろうか?

そして、彼女は大人になったのだろうか?



初めてずくめのエッチ。
ビデオで見てきたこと、本に書いてあったことを必死に思い出す!
彼女の気持ちを思いやるような余裕は全くなかった・・・

これぞ童貞。

まさに童貞。

The 童貞 of 童貞's!!




でも・・・

結局、中で逝くことはなかった。



ビデオとは違う現実、何か鈍器で殴られたような、そんな初体験だった。



今思えば淡い思い出。

嗚呼、若かった。



これがオレの「高校生並の恋愛」。



※この初彼女についてはまた今度触れたいですが、他にも書きたい
  ことが沢山あるのでいつになるコトやら・・・(汗


ポケベルの思い出

アレはもう何年前の出来事だろうか?

オレが高校を卒業して・・・浪人して・・・たぶんその辺りだったとおもう。
ボケベルが急激に普及していた。ご多分に漏れず、オレもベルは持っていた。
たしか「テレメ」の「テルソナ」だったけな?灰色のヤツ。

 ・13文字(?)のカタカナに伝えたいメッセージを込める、あの気持ち。

 ・大学の公衆電話はいつも長蛇の列。
  「電話用の公衆電話」なんて張り紙が出来る始末。  

  ・テレカが必須だったから、上野のイラン人から偽造テレカを買い付け
   そして学校で売りさばく日々。

 ・自宅から打つヤツが何度言っても「*2*2」の前に「*」をつけず、
  文字列を解読させられたこと・・・

 ・テレビでは「ポケベルが鳴らなくて♪」と歌う歌手でるような
  ちょっとした社会現象。


そんな、とても懐かしい時代。


そこで今日は思い出話をひとつ。
オレはネットで知り合った人はいない、と昨日言い切ったが、実はポケベルで知り合った人と会ったことが1度だけある。今、思い出したんだ!

当時には「ベルトモ」という言葉があったかどうかは忘れたが、何人か単なるお互いの暇つぶし相手、みたいな感じの人がいた記憶はある。
でもポケベルのメッセージは、13文字(?)の中に自分の名前(イニシャルとか)を入れないと、受けた相手は誰からわからないから、ちょっとしたことですぐに連絡は途絶えてしまう、そんな希薄な関係であった。
ただ、そんなことは全く特に気にならない。お互い単なる暇つぶしだっただけだから・・・

そんな中、ひとりだけ1ヶ月以上やりとりが続く子がいた。
鎌倉の女子高生、K子、たしかそんな名前だった。

「オハヨウ」

「ジュギョウ、ネムスギ・・・」

「810(バイト)オワッタ!」

「イマ、マックチュウ」

「オヤスミ」

会話はたわいもないモノだった。
きっかけは忘れてしまったが、「会わない?」みたいな話を切り出され、特に断る理由もなくちょっと期待した部分もあったので、すんなりオレはOKして、お互いの中間点になるであろう渋谷にて土曜2時、そんな待ち合わせをしたのである。




そして、約束当日。


実は、2対2で会うこととなっていた。
ハチ公前にてオレと大学の友人並んで立つ。
「可愛かったらどうする?」
「そりゃないんじゃねーの?」
「まーな(笑)」
そんな会話をしながら、女子高生を待っていた。



っとその時!






ドン・・・・・  ドン・・・・・  ドン・・・・・



どこからともなく微かな地響きを感じた。

最初は気にもとめなかったのだが、



ドンっ・・・



ドスンっ!!



ドスンっっ!!!



ドスンっっっ!!!!




渋谷の街が2匹の怪獣によって揺れる!
体感震度は、3(地響き)+4(自分の震え)で「震度7」

「まさか?」
「さすがに・・・違う、、、よな?」
俺たちが青ざめた顔を見合わせたその瞬間!!!









「ねぇぇぇ、トシくん?」









それは、太く、かすれた、そしてドスの聞いた声だった。
右はジャイ子か?
左は女版安岡力也か?
いやいやそんな笑えるモンじゃなかった。

あの瞬間を思い出すと、今でも背筋になにかが走るほどだ・・・


オレは反射的にビームスの袋(待ち合わせの目印)を背中に隠そうとしたが、体が動かない!! 
怪獣に見つめられ、オレは石になっていたのだ。っていうか本当に石ころになりたい気分だった。



(もう逃げられない)



一度覚悟を決めた俺たちには、すると、すこしの考えるゆとりが出来てきたのである。この強靱な精神力、自分で拍手したいぐらいだ。

「ゲーセンに行きたい」という彼女たち(?)を「新宿に面白いゲーセンが出来た」と嘘ついて、渋谷駅へ行き、そして山手線で新宿で。


新宿のホーム、土曜日3時、結構人が多い。
山手線を降り、ホームを歩く俺たちは前2人がジャイ子たちで、そのすぐ後ろにオレら。






そして、 向かいのホームの総武線のベルがなったその瞬間っ





オレとその友達はアイコンタクトっ!!





そっと俺たちは歩くのを止め、




2,3人ほどに俺たちを追い抜かせ、




ジャイ子らが振り返るか振り返らないか、というときに、







締まる扉に吸い込まれるように飛び乗った!!!







電車に飛び乗った俺たちは、これ以上ないぐらいの低さにかがみ、そして震えていた・・・

その時の俺たちに、ホームにのこしたジャイ子達を見るなんて余裕は皆無であった。




総武線の中で震える両足を押さえながら俺は思った。。。

「神様、ごめんなさい!!」

「変な期待をしたオレが悪かったです!!!」

「もうしないから、だから許してください・・・」





千駄ヶ谷に着いたあたりだろうか。
ようやく、オレと友達の顔に少し笑顔が戻った・・・
そして取り敢えず笑った。
電車の中であることなど忘れ、オレらはでっかい声で笑いあった。


笑えば忘れられる、そう思いたかっただけのかもしれない。